零細メロン農家・年商1億までの奮闘記『農家はつらいよ』のあらすじと感想!
こんにちは!まひろです。
いよいよ来年から農業研修をすることが決まりました!
やっと、通知書きたーー!✨
— まひろ@北海道で新規就農 (@noukanotamago) September 30, 2020
これで正式に来年から農業研修生になることが決まりました!
なかなか連絡来なくて、落とされたかと思った……w pic.twitter.com/piVHlGb4Lj
栽培品目はメロン。
来年からメロン農家見習いになります。
さて、北海道でメロン農家と言えば、有名なのが
富良野町の寺坂農園・代表取締役社長の寺坂祐一さん。
メロンの直販で成功した農家さんです。
そんな寺坂さんの半生を
自伝的に書いたのが『農家はつらいよ』。
メロン農家の大先輩ということで、さっそく読んでみました。
1 あらすじ
家業を継いだらどん底をみた…!?借金を返済し、売上19倍・年商1億円を突破!と思ったら、除草剤を撒かれてメロン6600玉が全滅、周囲からの過干渉でうつに…苦闘の末に見えてきた、新しい景色。会社、家族、自身の回復の物語。Amazon「BOOKデータベース」より
18歳の時に就農してから、現在に至るまでの半生が
寺坂さんの視点で描かれています。
総ページ数が472ページというボリュームに圧倒されますが、
読みやすい平易な文体で書かれているので
サクサク読むことができます。
ダイレクトマーケティングやSNSでの発信を続けてきた人だけあって、
文章の読みやすさは、さすがだなぁ〜と
勝手に関心してしまいました。
2 人生の荒波をどう乗り越えてきたのか
借金1400万円、地域の人との不和、うつ病、除草剤散布事件、家族問題......
聞いただけで頭が痛くなるような人生の問題を
どのようにして乗り越えてきたのか。
本書では、その過程が描かれています。
「こうすればうまくいく! 」というようなノウハウ本ではなく
一人の人として、さまざまな問題を乗り越えるまでに
自分の内面とどう向き合ってきたのかを
追体験することができます。
3 農業の大変さってさまざま。
「農業の大変さ」とひと口に言っても
資金繰り、土地、人間関係、親子関係とほんとにさまざま。
新規就農するにあたって、ネットなどで調べてみても
個別の事例はあんまり目にすることができません。
その意味で、寺坂さんの体験談をもとに
手触りのある話を知ることができてよかったです。
それにしても借金1400万円って、
返済するの大変そうだなーと思って読んでいたんですけど
あれ、冷静に考えたら
これから新規就農で借りるお金、もっと高いかも......ww
と背筋が寒くなりました。はい。笑
資金繰りについては、また近いうちに記事にします。
おすすめ度★★★★☆