のうかのたまご

アラサーOLが脱サラして農家を目指すブログ

夫婦で一生一緒に仕事ができるって最高じゃない?

今日も1日お仕事お疲れさまでした!

最近は脱サラの準備のために、定時退社を心掛けているまひろです。

 

さて今日は、夫婦のお仕事について語ろうかと思います。

 

夫婦で一生一緒に仕事ができる農業って最高じゃない?

はい、 結論はこちら。

 

コロナ禍で失業者が増え続けるなか

夫婦で、同じ仕事で、(経営がうまくいけば)一生仕事が続けられるって幸せなんじゃないか、と思うのです。

 

父はメーカー勤務、母は専業主婦のサラリーマン家庭に育った私からすると

夫婦で同じ仕事をすること自体が特別。

 

そもそも自営業をしている人が、日本の就業者のうちの10%ほどで、

サラリーマン(雇用者)は90%を占めていますから、※

数字的に見ても自営業にあたる農家はレアな方だと思います。

  

働く女として

 

さて、平成生まれ、ゆとり世代の私たちは

「男女平等」「結婚後も女も働き続ける時代」

と言われて育ってきたので

大学までは、社会に出ても男女平等だし

結婚しても働き続けられるものだと思っていました。

 

ところが、現実はちょっと違う。

私が新卒で入社したのは、とある中堅出版社。

産休・育休制度はバッチリと整えられた

ホワイト企業でしたが、会社役員に女性は一人もいませんでした。

管理職まで生き残っている人はわずかで、

なぜか、30代の女性がごっそりと抜け落ちてるのです。

 

よ〜く周囲を見回してみると

忙しい部署でバリバリ働いている人は、みんな独身!

子どもがいる人は、管理部門でサポート業務をしているか

義理の両親と暮らして子どもの面倒をみる人がいるか。

いずれにせよ仕事の最前線では、

女性がほとんど働いていないことがわかってしまったんです。

 

さらに、夫の仕事も問題でした。

夫は商社に勤務しているのですが、夜遅くまで仕事をするのはあたり前。

しかも、数年に一度海外転勤があるというのです。

 

私は悩みました。

 

もし結婚した時に、海外転勤の辞令が出たら

仕事をやめてついていくか、離れて暮らすしかありません。

しかも子どもを望むなら、現在の仕事を続けながら

子育てをするのは到底無理.....!

 

でも、仕事は続けたい。

「今の仕事を続けたい」というよりも

自分の稼ぎがゼロになって、経済力がなくなるのが不安でした。

昨今いろんな働き方がありますが

結婚で一度でも仕事をやめたら、次にやりたい仕事にありつけるかわからない。

 

それに、親に大学にまで通わせてもらったのに

子育てや家庭生活以外で社会と関わる機会が失われるなんて

耐えられなかった。

 

最終的に「彼といっしょにいたいから」と

結婚を決断しましたが、仕事への思いは私の中で燻ったままでした。

 

就農の決断

 

そして今年の6月。夫の仕事の都合で

かねてから私がやりたいと言っていた「農家になること」が

現実味を帯びてきました。

※詳しい話は長くなるので、農家になろうと決めた経緯は、別の機会に書きます。

 

よくよく考えてみたら、農家になれば

農業というキャリアは一生続けられる仕事だし、

家の近くで働いているから子どもの面倒は見られるし、

夫婦でいっしょにいる時間は必然的に長くなります。

 

これぞまさに私の求めていたものかもしれません。

控えめに言っても、最高だと思うんです!

 

もちろん夫婦で仕事をするデメリットもあるのは

理解しているつもりです。

仕事のやり方の違いで喧嘩はするだろうし、

2人だから意見をすり合わせるのも大変だと思います。

離婚なんかしたあかつきには、目も当てられません.....(笑

 

でも今は、夫婦二人で働ける日を心から楽しみにしています。

 

<参考>

総務省統計局「令和元年 労働力調査年報」

https://www.stat.go.jp/data/roudou/report/2019/index.html

 

 

 #脱サラまであと225日